2013年02月20日
バイクの ABS の使い方。【前編】
まずは、ABS とは!?
アンチロック・ブレーキ・システムの略で、
走行中にパニックブレーキなどで車輪がロックしてしまうのを防ぐシステムです。
では、ABS が付いていると制動距離は短くなる?
プロライダーのブレーキングを基準とすると、
ほとんどのバイクの場合、それは NO です。
meitter が経験した ABS で、
プロライダーに近いブレーキングをしてくれるバイクは、
BMW の R1150、R1200シリーズなど、
インテグラル ABS Ⅰを搭載したバイク。
走行中、おもいっきりブレーキレバーを握ると、
前後輪とも、ほんのわずかにタイヤのスリップ音を出しながら、
止まってくれます。この時の減速 G はかなり強いですが。
免許試験で行う急制動の G の掛かり方は、まだまだかなり弱いのです。
訓練をされていない一般のライダーでは、
イッキにビックリするほどの G が掛かっては、
反対にバランスを崩す恐れがありますので、
ほとんどの場合、過激な G が掛からない程度の設定になっています。
反対にサーキットでスポーツ走行をした場合、
コーナー手前のブレーキングで ABS が作動すると、
ブレーキに掛かる油圧を抜くため、制動距離が延びるることがあります。
meitter も何度か冷や汗が出ました
繰り返しますが、
ABS はパニックブレーキなどで、車輪のロックを防ぐシステムなのです。
おおまかですが、ABS の作動特性をご理解頂いたと思いますので、
【後編】では実技(?)です。
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Posted by シュロス神戸 at
20:06
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