2013年02月23日
バイクの ABS の使い方。【後編】
【前編】で少し触れましたが、ABS のモデルによっては、
もっと制動を掛けれるのに ABS が作動し、
十分にスピードを落とせない、制動距離が延びてしまう、
といった状況が起こる事があります。
特にスポーツ走行をする場合、ABS を実際に作動させ、
どれくらいのブレーキングで作動するのか把握する事も大切です。
作動チェックの方法をお話しますが、危険を伴ないますので、
指導技能資格を持った方の指導の下で行ってください。
また、十分な広さがある、設備の整った場所で行い、
一般公道では絶対行わないでください。
慣らしの終わっていないタイヤでは、行わないでください。
自己の判断、自己の責任で行ってください。
シュロス神戸では、定期的に練習会を行っていますので、
参加条件を満たされる方はご利用ください。
また、定期メンテナンスでお預かりしたバイクは、ABS の作動チェックも行います。
ABS 作動チェック方法 (クラッチ付マニュアルミッション車)
①安全指導を十分に受ける。
②ABS が正常な状態で待機しているか確認をする。(異常の場合は即中止する。)
③約60Km/h の一定速を保ち、クラッチを握った直後にリヤブレーキのみ軽く掛ける。
④何回かに分けてリヤブレーキを徐々に強く掛け、作動ポイントを把握する。
⑤約60Km/h の一定速を保ち、クラッチを握った直後にフロントブレーキのみ軽く掛ける。
⑥何回かに分けてフロントブレーキを徐々に強く掛け、作動ポイントを把握する。
⑦約60Km/h の一定速を保ち、クラッチを握った直後に前後ブレーキを軽く掛ける。
⑧何回かに分けて前後ブレーキを徐々に強く掛け、作動ポイントを把握する。
無理をして行う事ではありませんので、安全を最優先してくださいね。
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Posted by シュロス神戸 at 20:48│Comments(0)
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