シュロス神戸・ｍｅｉｔｔｅｒの独り言

シュロスジャンボリーの裏話。 でお話ししました、
R１１００GS セルモーターのトラブルですが、
シュロス神戸で新車をご購入いただいて１７年、
初めてのトラブルでした。 長持ちしましたね～。

セルモーターだけのトラブルでしたら、
エンジンは押し掛けで掛けることができます。

R１１００ シリーズの押し掛けのコツは、
基本的な操作は他のバイクと同じなので省きますが、
なにせ大排気量のツイン、勢いが必要です。

十分な勢いがあれば、独特なコツはいりませんが、
インジェクションの特性も知っておきましょう。

R１１００ シリーズの場合、
イグニッションキーを ON にすると、
フューエルポンプが作動しますが、
エンジンからの回転信号が入らなければ、
１～３秒以内で止まってしまいます。

この時、燃圧は残っていますが、
キーを ON にしてから長い時間が経ってしまうと、
再び最適な燃圧になるまで、
他の回路とはタイムラグが発生しますので、
勢いが足らないとダラダラと燃料が噴射され、
かぶってしまう事があります。

なので、押し掛け直前でイグニッションキーを ON にするか、
キルスイッチを OFF にしてからイグニッションキーを ON にし、
クラッチミート直前にキルスイッチを ON にします。

そうすれば燃圧を最適に確保することができますよ。


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