2015年11月20日
締め過ぎたドレーンボルト、外れましたよ~。
ご自身でオイル交換をされているユーザーさんからのご依頼。
『 ドレーンボルトを外して~。』
お話を聞くと、ドレーンボルトを取り付ける時に、
かなりのオーバートルクで締め付けたようで、
それを緩めようとしたらナメてしまったらしい。
シュロス神戸にお越しいただく前に、
あるディーラーさんでチャレンジしたみたいですが、
最終的にクランクケースの交換になるとのこと。
現状を確認すると、
ガスケットリングがペラペラになってはみ出し、
ナメた上に一度チャレンジした跡があり、『 あらあら 』 ですわ~。
さて、先の事を予想しながらまず第一ステップ、
十分クランクケースに熱を加え、
秘密兵器のアタッチメントをナメたドレーンボルトに打ち込み、
アタッチメントにメガネレンチをかけ、
メガネレンチに延長ハンドルを取り付け、
とりゃ~! あら、緩んだよ~、
第二ステップ、第三ステップも考えてたんですけど~。(^^;
ボルトのネジ山はまったく傷んでないですね~。
ボルトを取り付け手で回してみても、
ちょっと引っ掛かりはありますが大丈夫みたい。
ドレーンボルトを外してから二晩、
オイルが垂れなくなるまで放置し、
目視でメネジを点検しても、
明らかに傷んでいるところはなさそう。
規定トルクで締め付け、取り外しをしても、大丈夫ですね~。
今回はちょっとした作業費用と、
ドレーンボルトとオイルを交換するだけで済みそうですが、
くれぐれも締め過ぎには注意しましょう。
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Posted by シュロス神戸 at 20:34│Comments(0)
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