2022年03月26日
空冷フラットツインのオイル選び。
昨日に引き続き、
今日は空冷フラットツインのエンジンオイルについてですが、
20W - 50 、又は 15W - 50 が指定粘度になってますね。
しかし SCHLOSS OIL では、10W - 50 をご用意しています。
それは何故か、エンジンオイルの粘度に絞ってお話します。
上が 50 もあるエンジンオイルとなると、
低温時の粘度もそこそこ硬くなってしまいますので、
低温時はできるだけ軟らかい方が始動性も良く、
セルモーターやエンジンにかかる負担を軽減できます。
かと言って、もっと柔らかくするために幅を広げると、
エンジンオイルの耐久性やコストに、大きく関わってきます。
反対に高温時は、
しっかりと粘度を保ち、エンジンを守る力が必要です。
それらのバランスが総合的に取りやすいため、
10W - 50 を採用しました。
ちょっと見方を変えて、
むかしむかし、エンジンオイルを作る技術がまだ低く、
シングルグレードしかなかったころのオイルは、
油温が上がると粘度の低下が激しかったんですよ。
上の画像の赤色の線ですね。
マルチグレードのオイルができるようになると、
温度変化に対する粘度変化を、
小さくすることができるようになりました。
上の画像の青色の線ですね。
ただ注意しないといけないのは、
同じ粘度表示でも、メーカーや銘柄によって、
実際の粘度や粘度変化は違ってきます。
粘度だけでエンジンオイルの品質 ・ 性能は決まりませんが、
参考になればと思います。
SCHLOSS OIL オイルプロショップ
http://schloss-kobe.jp/oil/oil.html
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Posted by シュロス神戸 at 19:26│Comments(0)
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