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2017年02月10日

硬めのオイルを入れると本当にエンジンを守れる?



またまたタイトルの内容で、
お問い合わせがありましたのでちょっとお話を。

まずは、エンジンを守るというこ事はどういう事でしょう。
磨耗を少なくする?
メカノイズを少なくする?
どちらも正解ですが、
使い方では、こういう考え方はどうでしょう?

そのエンジンの生涯において、
アクセルの開度をできるだけ少なくする。


例えば、高速道路を法定速度で 100Km 走った場合と、
サーキットを攻めながら 100Km 走った場合とでは、
アクセルを開けた量は違ってきますよね。

同じ距離でも、アクセルを沢山開けている方が、
エンジン全体に掛かる負担は大きくなり、
エンジン内部の部品一個一個にストレスが掛かり、
燃料の消費量も多くなります。

逆に言えば、
燃費が良い走り方をすれば、
エンジンを守れている使い方という事になります。

10万Km 、20万Km 、30万Km 走行後、
それを見据えて考えると、かなりの差が出てきますね。

では、オイルの硬さを変えるとどうなるでしょう。
同じ状況で走った場合、
柔らかいオイルより、硬いオイルの方が、
アクセルを開ける量は増えてしまいますね。

それと、
『 硬いオイルほど油膜が強い 』 と思われがちですが、
モーターオイルの製造技術が向上している昨今、
決して正比例するとは言い切れません。
何十年も昔の作り方や考え方であれば、そうかもですが。

最新の技術で製造しているオイルもあれば、
昔ながらの作り方で製造しているオイルもあり、
保護油膜が強くても薄い、厚くても弱い ・・・・・ 様々です。

各自動車メーカーは粘度やグレードを公表していますので、
基本的にはその硬さやグレードを基準に考え、
粘度の違うオイルを使用したいときには、
なぜそうしたいのか、デメリットは何かなど、
オイルのプロにご相談することをおすすめします。

同じようなご質問が、つい先日もありました。
http://meitter.ko-co.jp/e364849.html
ご参考にご覧くださいませ。


SCHLOSS OIL オイルプロショップ
http://www.schloss-kobe.com/oil/oil.html

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Posted by シュロス神戸 at 19:35Comments(0)SCHLOSS OIL 関係